『大国の興亡』ポール・ケネディ著
予算特別委員会に臨んで久方ぶりに読んだ本、「大国の興亡」(原題:The Rise and Fall of The Great Powers)。
大学院で指定図書として強制的に読まされた際とは異なり日本語で(何せ1000ページもあるゆえ、さすがに英語版は読む気になれず。。)
16世紀から20世紀の大国の浮き沈みを、経済力と軍事力の観点から数値を用いて相対的に説いた良書。
21世紀の予想(たとえば日本)については、残念ながら外れてしまっていることも多いが、改めて読んでみると本当に示唆に富んでいた。
これからの日本、そして東京を考えるにはとても為になる本だと思う。